Enitokwa / 2069
ワタナベさんに続くレビューはやはりこの人、Enitokwaのニューアルバムを紹介させて頂きたいと思います。
2016年2月8日発売のアルバムなんですが、すぐに購入したにも関わらず、個人的な理由で聴くのに随分時間がたってしまいました。と、言うのは発売前にこのアルバムは新月に聴いて欲しいとの思いがEnitokwaさんにあるということをお聞きしたので是非、初めて聴く日は新月の日にしようと勝手に思っていました。しかし、個人的な事情で2月8日はどうしてもゆっくり聴けなかったので次の新月まであえて聴かずに待とうと思い3月9日始めて聴く事となりました。
そして肝心の感想ですが、正直僕が書ける事はあまりありません。何故なら僕なんかでは何も言えないくらいとにかく凄い！！ 聴いた瞬間から圧倒的なセンスの違いを感じさせられるアルバムでした。
ビートレス・アンビエント等と言われる音楽は個人的には好きだし買ったり聴いたりもよくするけれど、聴いた時の気分によっては正直飽きてしまうというか、途中でビートのある曲が聴きたくなってしまったりするんですが、このアルバムは感覚が時間を越えてしまうような、いつまでも聴き続けていたい。そんな不思議な気持ちにさせる作品でした。
色々な事情で難しいのは承知の上ですが、是非レコード化して欲しいです。
このアルバムはEnitokwaさんの意思であえて製作～流通の過程でほぼメジャーを介していないアンダーグラウンドな世界のみの作品だそうです。なので、メジャーな販売店では取り扱っておらず、アンダーグラウンドシーンを知らない方には存在すら知られていないかもしれません。
正直、曲の内容もポピュラーミュージックファン全員が気に入るものではないと思います。ただこれのよさが分かる人には必ず伝わる！そんなアルバムだと思います。
まだ、聴いた事のない方は是非聴いてみて下さい！とにかく凄いから！！
ついでにINTENSIONの会場であるストラーダレコードでも取り扱っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿